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    • 2025/2/6 23:19
    • 銀膝 Never Turning back Railway 677
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    • 女の勘はよく当たるものらしい


      俺達が頭上に纏わりつくコウモリロボと格闘している周りを多くの機械化人間達が行きかってゆくが、誰も足を止めずただ冷たい視線だけ残して行くようだった。

      すると雑踏から一人の少女?が現れ、
      「こっち来て!」
      と低い声で手招きする。
      何だ?
      「コウモリレーダーは、私達人間を監視している。ここでは詳しい話が出来ない。私が安全な所へ連れて行ってあげる。」
      はたして信用に値するかどうか。短めの髪が少年ぽい、見た目は普通の小柄な少女。怪しげな感じはない。

      「このコはあたし達の敵じゃない。コルちゃんと同じ匂いがするもん。女の勘は人肌だよ。キッパリ」
      おいおいトントン、それなら女は無口な方がいいらしいぞw

      やっと出会った生身の人間だ。怪しいこともなさそうだ。よし、信じてみるか。
      俺達はその少女に招かれるまま、機械化人達の中を掻き分け、後を付いて行くことにした。

      街には大音量で何とか候補者が二期目当確とか何とかで盛り上がっているようだった。
      選挙でもあったのか?
      少女は俺の問いかけには答えなかった。

      「あそこは人間が行く所じゃないわ。偶々私が見つけたから良かったものの。」
      ここでも機械化人と生身の人間は対立しているのか…
      「私はリル。このメトロポリスに爺ちゃんと住んでいる。皆の所に行けば安心だから。」
      そう言って金色の髪に日焼けしたソバカスのある顔に笑みを見せた。

      「初めて見る人達。ここは殆どがメタノイドだから、機械化人になることを拒んだ人間は、私達と同じコミュニティに属してるはず。貴方達はどこから来たの?」
      リルと言う少女が尋ねる。

      「確かにここは殆どが機械化人のようあるな。君の同志はどれくらいいるあるか?」
      拉~麺男が直球で聞き返す。
      「本当に何も知らないのね。、この国の住人じゃないのね?」
      俺達は他の星から来たんだ。

      「他の星から?貴方達が遠方の三剣人なの?」
      いや、そんな大層な人物じゃねえよ。
      「そうだよね、どっちかって言うと変な方の三変人だよね。ゲラゲラ」
      言っとくけどそれならお前も入っているからな、トントンw

      と話しているうちに市街地の中心部から少し離れ、高層ビルの谷間にある地下への入り口から階段で降りて行く。その頃には頭上に飛ぶコウモリロボも居なくなっていた。

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