風祭 伽羅さんとモバ友になろう!
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- 2020/4/14 14:46
- お花見イベント/エピローグ(後編)
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モフウサ妹 「…………はあ」
次の日の昼、モフウサ妹はお家で一人寂しく準備していたスイーツを食べていました
モフウサ妹 「お兄ちゃんは魔法の国のアイドルだから仕方がないけれど……やっぱり一緒にお花見行きたかったなぁ」
普段からモフウサは多忙で、休日も殆どお家にいる事はありません
そんな中漸く出来たお休みだったのでモフウサ妹は兄とのお花見をとても楽しみにしていたのです
モフウサ妹 「折角お兄ちゃんの大好きなスイーツをいっぱい買ってきたのになぁ……パクッ」
二人で一緒に食べる為に買ってきた極上スイーツを口にしつつ、モフウサ妹は憂鬱な気分となっていました
■
モフウサ 「…………きて。ねえ……ねえ、起きて!」
モフウサ妹 「んっ……、あれ、え……お兄、ちゃん!?」
モフウサ妹は突然現れた兄の姿にビックリして机から飛び起きました
どうやら、スイーツを食べ終わってからいつの間にか眠っていた様なのです
モフウサ妹 「え、お兄ちゃん、どうして帰ってきてるの!? 確かお仕事で帰りは明日の朝の筈だったのに……」
モフウサ 「折角楽しみにしていたお花見をこんな形で台無しにするのは可哀想だったから、急いで仕事を終わらせてきたんだ」
モフウサ 「でも、どうしようか……今から準備してお花見に行くのも疲れるよね?」
そう尋ねられて、モフウサ妹はすぐに首を横に振りました
モフウサ妹 「ううん、大丈夫! 待ってて、すぐにお弁当を準備するね!」
■
そうして、モフウサ兄妹はお弁当を片手に家を出ます
モフウサ妹 「あれ、お兄ちゃん。公園は反対方向じゃない?」
モフウサ 「いや、こっちでいいんだ。安心してついておいで」
モフウサの導かれるまま細い道を何本もくぐっていくと、目の前に大きな桜の木が現れました
モフウサ 「実は今日、知り合いに穴場を教えて貰ったんだ。二人でゆっくり出来るようにね」
モフウサ妹 「そうだったんだ……うん、ここなら兄妹水入らずね!」
モフウサ 「それじゃ、お花見を始めようか。早く作ってくれたお弁当も食べたいしね」
モフウサ妹 「うん! お兄ちゃんも本当にありがとね……乾杯♪」
こうして、短い時間ではありましたが、モフウサ兄妹はお花見を存分に楽しんだのです…
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その帰り道……
モフウサ妹 「うぅぅ……ごめんねお兄ちゃん」
モフウサ 「だ、大丈夫だよ……でも、ちょっと家に帰るまで時間がかかりそうかな」
朝からお菓子をたらふく食べていたモフウサ妹は、お弁当も食べたせいでお腹がパンパンになってしまい、兄に担がれて家に帰るのでした…
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