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- 2011/6/25 9:43
- 神樹の館。
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- 100点
俺は根っからのロミオ信者と確信した作品となりました。
点数に関して言うと100点も結構増えてきたなー、俺って結構甘かったりするのかな？まぁ俺の点数は琴線に触れる触れないで決まる偏見だしなー。まぁ点数なんてすべからく偏見でしょうが。
まずは結論から
人を選ぶ作品、と言う言葉が俺は好きです。
この作品は人を選びます。ロミオ信者であるか、伝奇物が好きかどうか、それ以外には退屈なゲームとなるでしょう。
この作品は“隠れた名作"最果てのイマは“埋もれた名作"
以下総評
シナリオ
最高過ぎる。館モノは多分初めてだからこれが本当の意味で最高だとかこれに勝るものはないなんて使えないのが残念に思う。
最終シナリオまでは核に触れず、しかしテーマ通りの“ゴシックホラー"
最終シナリオでの怒涛の伏線回収、館、伝奇物としての背面。
ホント、上手いなぁ。
因みにこの作品は一本道でありループ物。ルートは有り。あれ？朝色さん（以下罵詈雑言）
BADは趣が違うというか、まぁ単にBADの一言で片付けられない部分がある。
個別エンド。これもハッピーなんてそんな言葉では表せられない。どのルートが一番だったか、と言われるとどのルートも素晴らしかったですとしか言えない。それはクロスチャンネルや最果てのイマに不要なルートがないように。
そして竜胆ルート。惹き込まれた。数時間夢中でクリックし続けた。それ程面白い。
そも、俺がだれたのはエロシーンなだけで、作品としてはだれることがなかった。
後竜胆ルートは・・・いや止そう、スッキリ終われたとだけ。
テキスト
そも何故朱門のオナニー染みた雑学がダメでロミオのオナニー染みた雑学はいいんだろう。
まぁ月並な言葉を言うなら文学的、知性を感じるからだろうか。いや的を射てる自信はない。
ただはっきりしてるのは朱門のオナニーは俺には合わず、ロミオのオナニーは合う。
BGM
雰囲気にマッチしてる。
キャラ
キャラゲーみたいにキャラに愛着を持つ作品ではない。
竜胆＞その他
９割以上が至る結論ではないだろうか。
主人公
まず、素敵です。テンプレにハマらずにカッコイイ、いや型にハマらず素敵な主人公を作るってのがどれ程凄いものか…
文学オタ本の虫理屈的無個性。何故この属性をここまで素晴らしい主人公に仕立て上げられるのか…ライターってすげぇ。
迷い続ける、主人公は迷い続ける。いや迷い続けた。だからこそグランドルートで─
- 100点
