百八鬼の逆襲さんとモバ友になろう!
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- 2016/9/26 16:06
- がんばれ!がんばれ!がんばれ!
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- 金曜の深夜の自宅
向かいの部屋から嗚咽が聴こえて来た。
中学生の息子が声を押し殺して泣いている。
気になって息子がやっているツィッターをコッソリ覗いてみた。
そこには大好きだった彼女へのサヨナラの言葉が並んでいた。
入学直後にラブレターを貰い 父親の俺に相談しに来てから1年半。
自分にとって誰かを好きになり 初めての恋をして…
自分の至らなさと気丈にも彼女に対する感謝の言葉が幾つも並んでいた。
常日頃、自分の子供には沢山の挫折を味わい強くなって欲しいと願っていた俺だが、流石に胸が張り裂けそうになる。
翌日
寝不足にも関わらず体育祭でクラスを率いて応援団長を務め、リレーではアンカーとして2人を抜き去り、下級生の面倒も見ていた我が子。
翌々日の日曜日
朝から所属するサッカーのクラブチームのエースとして試合に出場しチームを勝利に導く先制点を挙げたらしい。
午後からは俺の会社のソフトボール大会に参加。
以前 家族ぐるみの付き合いの有った同僚の娘さん…母親を亡くした同じ中学生の娘さんを がんばれ!と一生懸命に応援していた。
自分が1番ツライ筈なのに…
いつの間にか 真っ直ぐに育ち 自分なりに前をしっかり向いて一生懸命歩き出している。
ソフトボール大会には若い社員達の沢山の幼い子供達が来ていた。
俺は…この子達の為にも今のシンドイ仕事を進めて 皆んなの給料を少しでも上げてやらならないと誓った。
明日からまた仕事で西へ旅立つ
がんばれ!オレ…と愛しの我が子。
今朝 出勤前にテレビニュースを観ていた。
懐かしい名前を聴いた気がして画面に目を移して目が釘付けになった。
遥か昔 会社で世話になった上司が 娘を亡くしたショックで認知症になり始めた奥さんを介護し、奥さんが完全に記憶を失う前に家族や親しかった人達を集めて生前葬を行なったというニュースが特集で取り上げられていた。
そこには かつて若い頃のオレを叱り飛ばした鬼の様な上司の姿は無く 随分と小さくなった76歳の老人が奥さんから感謝の言葉をかけられ涙する姿が有った。
泣けた。
がんばれ!◯◯さん!
生きるって何だろう。
難しくてまだ俺には答えは見付けられない。
ただ…今の自分に出来る事は 心の中でこう叫ぶしかない
がんばれ!がんばれ!がんばれ!皆んな!
- 金曜の深夜の自宅