翠葵沙羅さんとモバ友になろう!
日記・サークル・友達・楽しみいっぱい!
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- 2011/12/6 13:44
- 久々に書くよ
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- 「仕方ない、よね」
そういって少女は銀色に輝くそれを掲げる。
怯えたように救いを願う少年を見下ろしながら。
「仕方ない、よね」
そういって少女は銀色のそれを降り下ろす。
恐怖におののく少年を見下ろしながら。
「お仕事だもの。仕方ないよね」
少年に刺さる銀色のそれ。赤く染まった視界の下から少年が見上げた彼女の表情は、狂気に満ちた満面の笑顔だった。
「仕方ないよね、兄様。だって、仕事だもの」
笑顔の影から覗く一筋の雫は、哀れみのそれなのか。哀しみのそれなのか。
少女本人ですら理解してはいない。
「仕方ない、よね」
自分に言い聞かせるように言ったそれは、誰にも聞かれる事なく、虚空へと消えていった。
ただなんとなく書いてみた←
設定は、依頼を受けた妹と、ターゲットになった兄。
特に意味はない←
- 「仕方ない、よね」