家紋㈱さんとモバ友になろう!
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- 2011/3/13 7:54
- 見た事の無い地面の揺れ
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- 私の仕事の工程で、10日朝に福島県いわき市に機械を下ろし待機。(小浜港そばの道の駅オバマ)
夕方に機械を引き取り、仙台北側の大崎市(石巻市の山側)に11日朝、同じ様に待機に…
夕方まで時間があったので、目の前のパチンコ店で遊んでいたら、足下からグラグラと…直後に店全体が揺れ始め、店員サンに方を叩かれ『地震です逃げて下さい』と言われ、急いで外へ出たのだけど既に大きな揺れ
何かに捕まらないと立っていられない状態で、フラフラしながら道路を渡り、花輪用のパイプにしがみつくのがやっとでした。揺れは更に強く長く、足下には幅1m程の用水路が有り、目の当たりにした地面の動き
用水路の向こうの空地は、水面を思わせる様なうねりを見せ、路面に入った亀裂の両側は、ズレる様に違う動きを数十センチのストライド(電車の連結部の様な感じ)で揺れ続け、用水路は空地と道路に押され、みるみるうちに斜めに捻れ、建物は大きな音をたて、いつ崩れてくるかパイプにしがみ付きながら、崩れてくるなよ
もし崩れて来たら、どっちへ逃げよう
この地面じゃパイプから手を離せない
マジでヤバィかも…
家族や会社の事など様々な思いがよぎりました。
ようやく揺れもおさまり建物も崩れず、『助かったか』の思いで、フラフラとした感覚のまま、トラックに戻りつけました。
その後は、数分おきにくる予震地面の亀裂からは、揺れる度に ピチャピチャと水の音が聞こえ液状化
現場は中止になり、身動き取れず、は繋がらない…電気も全て停止。自販機や信号も…
近代設備が麻痺した一夜を、トラックの中で過ごしました。
後日朝、雪の中倒れかけてる電柱を避けながら機械を回収し、崩れた国道を避けの繋がる所まで戻ってきてから、会社と連絡が取れ、ぞっ
とした一言は『アンタ前の日、小浜に居たんだろ
1日ズレてたら津波に呑まれてたな
』
と…言われ、運の良さに感謝しました。
そして、朝7時に出発し、高速道の使えない400kmを走り、夜の8時まで、車内にあった僅かなお菓子(出発前に女房が持たせてくれた)で食い繋ぎ無傷で帰って来れました。
心配してくれた方々、本当に有り難うございました。
- 私の仕事の工程で、10日朝に福島県いわき市に機械を下ろし待機。(小浜港そばの道の駅オバマ)