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    • 2025/7/10 16:59
    • IMMACULATE 聖なる胎動
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    • IMMACULATE 聖なる胎動(2024)

      原題:Immaculate

      公開日:2025/07/18

      製作国:アメリカ・イタリア

      配給:クロックワークス


      監督:マイケル・モーハン




      渋谷ユーロライブにて開催された試写会で一足先に鑑賞させて頂きました。

      ?上映後に登壇された高橋諭治さんも仰っていましたが、?アメリカからイタリアへ修道女がやってくるという「オーメン ザ・ファースト」とダダ被りした点と、邦題にある「胎動」という言葉からいやが上にも悪魔の子を孕む「ローズマリーの赤ちゃん」が頭を過るのですが、とんでもない誤解です。
      更に高橋さんはイタリアが産んだ巨匠ダリオ・アルジェント監督の「サスペリア」を引き合いに出していましたが、その方が本作の色合いを巧く説明できていると思います。
      この映画、やっている事はアルジェントお得意の「美少女虐め映画」に近いです。
      ただ、外界と一切の接触が許されない修道院という点がアルジェントよりもタチが悪い。
      逃げ場のない隔絶されたシチュエーションがマジで嫌。
      これまたアルジェントが得意としていた「観ている側も肉体的苦痛を感じるグロ描写」が多々あり、身近に感じる痛みがこれでもかと言わんばかりに画面を汚しておりました。

      前半部分では音を使った虚仮威し(ジャンプスケア)が多い為に少々間延びした印象も受けたのですが、吸い込まれていくようなズームや流れるようなパンニング、そして眼球の血管まで見えてしまうようなアップといった撮影技法で、観る者を主人公へと同化させてゆく手際がとても巧く、段々とこの閉塞された空間に主人公もろとも閉じ込められた錯覚を味わう事となります。

      この映画、10年くらい前に一度立ち消えになった企画らしいのですが、売れっ子になったシドニー・スウィーニー本人が「あの時の作品をやりたい」と熱望し、自らもプロデューサーとなって完成させた作品。
      その意気込みがあってか、彼女以外の女優がやっている映像が浮かんできません。
      他の女優だったらこれ程までに見応えある作品にはなっていなかったでしょう。
      新天地にやってきて意気揚々とした輝かしい表情が、怯えに変わり、そして戦慄し、最後には抗う顔へと変貌していく。
      彼女との同化を余儀なくされた観客も戦慄し、驚愕のラストへと叩き落とされます。
      血で汚れた主人公が目にしているものは「何」なのか。
      想像に難くない「それ」が気になる人は劇場でチェックしてみてください。

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