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- 2010/5/6 20:35
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- Osgood-Schlatter病
本症は、大腿四頭筋の過度の収縮を繰り返すことにより膝蓋骨の脛骨付着部が慢性の機械的刺激を受けて発症し、脛骨粗面の運動時痛と膨隆を生じる。病態は過度の牽引による膝蓋腱脛骨付着部の裂離損傷と考えられる。スポーツによる使いすぎから発症することが多く、クラブ活動をしている12~13歳前後の男子に好発する。
[症状、診断]
脛骨粗面部の運動時痛、膨隆、圧痛を認める。安静時痛はほとんどない。X線像で脛骨粗面に異常骨陰影を認める。発病初期には剥離小骨片のような陰影を呈するが、長期経過例では未骨化の軟骨が骨化し大きな骨片を認めることがある。成長軟骨板が閉じる頃には症状がおさまるが、脛骨粗面は隆起したまま治癒する。
[治療]
症状が比較的軽い場合は、スポーツ活動を制限させたり、ハムストリングスや大腿四頭筋のストレッチングや装具装着などで経過をみる。症状が強い場合は炎症がおさまるまで局所の安静を保つために膝を伸展位に保ち、スポーツ活動を禁止する。骨片が脛骨粗面から分離して症状がおさまらない例には骨片摘出を行う。予後は良好である。
- Osgood-Schlatter病