よらんださんとモバ友になろう!
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- 2009/7/7 21:10
- ある七夕の実話。
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- 夕暮れ。
昼間の暑さがやっと一段落し、心地良い風がウッドデッキの笹の葉を揺らしている。
夕飯を食べ終え夕涼みをしていると、突然家に一本の電話が。
それはまるで、昼間の暑さを思い出させるかの如く家中に鳴り響く。
やっと受話器を取ると、ようやくベルは鳴りやんだ。
電話の相手は「TSUTAYA」と名乗る。
用件を聞くと、TSUTAYAは
「貸したDVDを返せ」
と切り出した。
「言い掛かりはよせ、ちゃんと返した」
と告げる。
覚えがあるのだ、確かに返却したはずだ。
しかし、
「ディズニーのヤツがまだ戻ってきていない、とにかく早く返せ」
の一点張りだ。
向こうも引かない。
しばらく問答を繰り返すも、次第に妙な胸騒ぎが。
すぐに心当たりを確認すると、やはり。
「あった」
ディズニーのDVDだ。
直ぐさま電話の主に土下座で謝罪し、速やかに返却の旨を伝えた。
受話器を置くが早いか、すかさずダッシュ。
DASH!DASH!
DASH!DASH!DASH!
ダァーッシュゥゥゥ!!
「ハァ‥ハァ‥」
ようやくTSUTAYAに到着。
手ブラで到着。
「‥‥家にDVD忘れて来た」
- 夕暮れ。