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- 2011/3/18 16:37
- 彼女の家に行ったんだがクソ怖かった・26
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- 俺と彼女は1階の食卓に着いたんだよな。
テーブルの上には唐揚げとおにぎり、そしてサラダが結構豪華な感じで用意されていたんだよな。
そしてテレビではニュースが流れていたんだよな。
彼女が
「お母さんの唐揚げめちゃめちゃ美味しいからw」
って言ったんだよな。
そしてお母さんが
「そんな大したものできなくてごめんね。さぁユウセイさん食べて。」
俺と彼女はテーブルに着き、彼女のお母さんが作ってくれた晩御飯を食べる事にした。
唐上げを箸でつまんで口の中に放り込むと、彼女の言う通り、かなり美味かったんだよな。
「どう?ユウセイくん。唐上げ美味しい?」
と彼女のお母さんが言うもんだから俺は正直に
「はいとっても」
と答えてやったんだよな。
そしてそこから彼女のお母さんの質問攻めがはじまったんだよな・・・。
「たえこのどこが好きになった?」
とか
「たえこ迷惑掛けてない?」
とか
「将来はどうするの?」
とか
俺は彼女のお母さんの弾丸トークに腰が引けた。
少し横目で彼女を見ると、彼女は俺に申し訳なさそうな顔をしていた。
まさか、これが彼女の言っていた条件なのだろうか・・・。
彼女のお母さんからの質問攻めはやがて、あらぬ方向に向かったんだよな。
近所のあのおばさんには近づかないほうがいいとか、隣の犬が可愛いくて今度赤ちゃんが生まれるとか。
俺は途中から彼女のお母さんの話にただ相槌を打つだけになっていた。
そして俺はお母さんの弾丸トークに耐えられなくなり、テレビのニュースに耳を傾けたんだよな。
ニュースのアナウンサーの声が聞こえる。
「えー、先日殺害された○○○○ちゃん(6)の遺体は未だ見つからず・・・。他殺の可能性があり、現在警察は神奈川県保土ヶ谷区を探索中」
つづく。
- 俺と彼女は1階の食卓に着いたんだよな。