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    • 2011/2/16 11:46
    • 彼女の家に行ったんだがクソ怖かった・23
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    • なんとか時間が空いたので続きを書こうと思う。
      俺は彼女のお母さんの体型に一瞬戸惑ったが、とても気さくで優しいお母さんじゃないか!と思ったんだよな。
      うちの母親とは大違いだってな。
      うちのかあさんなんて、口すっぱく勉強しろだの、ちょっとでも勉強しないと勉強しろだの、ゲームとかちょっとやりだすとすぐ、勉強しろだの言うんだよな。
      そんなかあさんも、もう今年で56歳なんだよな。
      まあそんな事はどうでもいいんだけどな。

      僕はリビングに通され、しばらく3人で食卓に座り、たわいのない話をしていたんだよな。
      で、とにかく、彼女のお母さんはよくしゃべる人だった。
      「娘にはあなたの事よく聞いてるのよ」
      とか
      「好きな食べ物は何?」
      とか
      「御兄弟はいらっしゃるの?」
      とか
      質問攻めに合っていた。
      彼女のお母さんを見ていると、そこらの公園でよく世間話で盛り上がっている奥様方を想像できるんだよな。
      俺はそんな質問のやり取りをしながら、思った。

      彼女の条件「絶対に驚かないで」

      今のところ、これと言って驚く事が見当たらない。
      家の中は本当にごく普通の二世帯住宅だ。
      2階建で、本当にごく普通の家と言った感じだった。
      唯一、お母さんの体型には少し驚いたが、話していると本当にいい人で、この事が彼女の出した条件の「驚かないで」ってことだったら彼女可愛すぎる・・・。と思った。
      本当に、驚く事と言ったらこのぐらいの事しか見つからなかったんだよな。

      リビングの隅の棚に立てかけてある時計を見ると18:00を回っていた。
      お母さんに一通り挨拶も終わったし、結構時間も遅いので、今日はこの辺で帰ろうと思ったところ、彼女がこう言ったんだよな。
      「ねーユウセイッ、今日はうちでゴハン食べてきなよ~」
      ってな。
      さっきまであんなに暗かったのに、彼女はすっかり普段の明るさを取り戻していたんだよな。
      やはり、彼女は自分のお母さんの体型を気にしていたのか。
      ドンビキしなかった俺を見て、安心したのか。
      とにかく彼女が明るさを取り戻してくれてよかった、ここで彼女の機嫌も損ねたらなんだと思い
      「じゃあお言葉に甘えさせていただこうかな」
      と俺は言ったんだよな。
      条件って実はこんなしょうもない事だったのか?
      俺は拍子抜けした感じになっていた。
      「おかあさんのチキンカツすっごい美味しいんだよ」
      まだ、俺は気付いていなかった。

      この家の恐怖を。

      つづく

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