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- 2011/1/21 15:35
- 彼女の家に行ったんだがクソ怖かった・17
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- 「は?」
俺は耳を疑ったんだよな。
だってそうだろ?
せっかくここまで来たというのに、やっぱ無理って・・・。
理不尽過ぎると思わないか??って思ったんだよな。
すると彼女がこう言ったんだ。
「やっぱ今日は気が向かないかも…。」
ってな。
まあ彼女が気が向かないというのは昨日から分かっていた事だが…。
しかし、ここまで連れてきてそれはない!と思ったんだよな!
だから彼女にこう言ってやったんだ。
「ふざけんなよ!なんでだよ!」
ってな。
したら彼女がこう言い返してきたんだ。
「だって絶対ゆうせいっは条件なんて守れるはずがない!」
ってな。
ますますカチンと来た俺はこう言ってやったんだ。
「は!?分らないじゃねえかよ!何に驚くって言うんだよ!ここで言えよ!」
ってな。
しかしそこから彼女は何も言い返してこなかったんだよな。
さすがに彼女の態度にキレた俺は彼女にこう言ってやったんだ。
「今日のお前おかしいわ。そんなに家に連れてくのが嫌なら帰るわ。んじゃな」。
ってな。
俺は彼女のほうを一度も振り向く事無く、彼女と逆の方向、つまり坂道を下り始めていた。
今日のあいつは絶対変だった!
条件を付けてまで家に入れさせないというのは、何かよっぽどの事があるのかもしれない。
しかし、ここまで連れてきて「やっぱ無理」ってのは無いだろう。
俺はそんな事を考えながらズカズカと坂道を下っている時にある事に気づいてしまったんだよな。
「あ、やべ。ここどこだろう・・・。」
ってな。
初めて来た場所、周りは丘、見慣れぬ軒並み、更に辺りが暗くなっている。
はて・・・。どの道を通ったのだろうか・・・。
俺は完全に迷子になってしまったんだよな。
つづく。
- 「は?」