つ４４さんの日記

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- 2010/6/18 1:27
- ミィ～の不思議な道案内
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- 子供の時に体験した不思議なお話です
  
  家には、ミィ～と言うオスの猫がいました。
  頭の良い猫で、裏山に遊びに行ったら、足の裏の泥を雑巾で拭いて上げないと、家には入らないし、寂しがって居ると、ジャレて来て癒やしてくれました。
  
  そんなある日、学校で嫌な事があり泣いていると、ミィ～が寄ってきて窓を開けて欲しいと鳴いて来た。
  
  裏山に遊びに行くのだと思い、窓を開けて上げた。
  
  しかし、外に出たがなかなか向こうに行こうとしなかった。
  
  ｢にゃぁ～にゃぁ｣～と鳴いて、まるで自分を呼んでいるように思えた。
  
  玄関に靴を取りに行き、戻ると待っていてくれた。
  
  ミィ～の後を付いていくと、白い大きな家の前に出た。大きなガラスの窓があり、太陽の光でキラキラ輝いていた。
  
  それを見ていたら、何だか元気が出てきた。(不思議なのだが)
  
  暫く見とれていると、｢にゃぁ～にゃぁ～｣と呼ばれ、帰るよって言われた気がした。
  
  家に帰り、何だか人に言ってはいけない気がして、誰にも言わなかった。
  
  そんなある日、学校から帰ると妹が姉から｢嘘つき｣と言われ、妹は｢嘘じゃない本当だ｣と口論していた。
  
  話を聞いてみると、妹が幼稚園を休んで１人で居ると、ミィ～が窓を開けて欲しいと鳴いて来たので、開けて上げた。しかし、そこを動かず、｢にゃぁ～にゃぁ～｣と鳴いていたそうです。
  
  妹は、呼ばれている気がしてついて行き、あの家を見たそうです。
  
  その話を姉にしたらしく、姉と２人で見に行ったが、家は無かったそうです。
  
  自分は妹に、｢白い大きな家で、太陽の光で輝いていたか｣と聞いたら、びっくりして｢何で、知ってるのぉ～｣と驚いていた。
  
  だから、自分も体験した話をして、今度は３人で見に行ったが、結局その白い家は見つからなかった。
  
  ミィ～としか見ることの出来ないあの、白い家不思議な体験でした。