ジョイポジさんとモバ友になろう!
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- 2010/8/19 23:17
- さようなら ありがとう
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- 空き地で飼っていた「たろすけ」が、今日、14年の生涯を終えました。
弟が拾ってきて、みんなで育て、私と弟と一緒に家出し、それから今日までの波乱の時期を、共に生きてきてくれました。
特別なしつけは何も施していないにも関わらず、近所のみんなからも可愛がられ、ひとんちの番犬をしたり、野良犬達をまとめるボスをやってみたり、小学生の送り迎えをしたり、空き巣を見つけて追い込んだり、私が事故で瀕死の時に側で離れず見守ってくれたり…とにかく、語りきれないくらい、不思議な活躍をしてくれた犬で、私たち兄弟の生活の一番の支えで、自慢の犬でした。
私たち兄弟が、家族に見守られなくとも道を踏み外さなかったのは、たろすけがいたからでした。
どんなに辛い事があっても、空き地に行けば、たろすけが笑顔で待っていてくれたからでした。
たろすけから教えられた事は、人間社会にもたくさん役立ち、教師のような、祖父母のような、両親のような、兄弟のような、子供のような、いろんな雰囲気を持った犬でした。
言葉は無くとも、全て、理解し合って生きてくれたかけがえのない家族でした。
行く先々で、いろんな人達に可愛がってもらい、幸せ一杯な犬でした。
もしかしたら、たろすけは、自分の寿命を感じ取っていたかもしれません。
何故なら、他界する数日前に、空き地から抜け出し、お世話になった人達の家に顔を出して回っていたようでした。
一通り挨拶を終えて、私の帰りをアパートの脇で待っていたのが、つい数日前。その時はまだ、元気な顔だったのに…
その幸せな表情のままで、寝ているように事切れていました。
生まれ変わっても、また、優しいたろすけと巡り会って、共に生きてゆきたいと願います。
今まで、たろすけをたくさん可愛がってくれたみなさま、ありがとうございました。
そして、みんなに安らぎを与えてくれた、たろすけ、ありがとう。
- 空き地で飼っていた「たろすけ」が、今日、14年の生涯を終えました。