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    • 2019/1/20 6:54
    • トリックのきまぐれ小説(9)
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    • 登場人物

      き→きよし
      店→店員さん
      従→従業員


      (前回からのつづき)


      そうこうしてるうちに料理が運ばれてきた。


      従 『海老の生春巻き ~南プロヴァンス風~ です』


      思わず笑ってしまった。


      店 『えっ、どうしたんですか?』


      き 『ごめん、まさか清水でこんなオシャレな食べ物が出てくるのがおかしくてさ』


      店 『ふふっ、ホントですね』


      き 『これじゃ清水に失礼だよね』


      店 『ホントですよー、清水も日々進化してるんですから』


      き 『あっ、言うの忘れてたけど僕、トムヤムクン食べられないよ』


      店 『トムヤムクンは無かったです。一応ここは創作フレンチですから』


      き 『わかんないよ!無理やり南プロヴァンス風に仕上げてくるかもしれないじゃん』


      店 『アハハッ』


      よし、とりあえず今日一番の笑いをGETした。

      彼女にとってつまらない時間だったと思われるわけにはいかない。

      この後も頑張んないと。


      店 『この生春巻き、めっちゃおいしいですよー』


      それにしても



      女ってのは生春巻きが大好きな生き物だ。



      それからたくさんのおいしそうな料理が運ばれてくる。

      おすすめと書かれていた料理はほぼ頼んだと言っていた(笑)

      そしてよく食べる。

      でも料理を取り分けてくれたりと気配りもしてくれる。

      気持ちがいい。

      とにかく気持ちがいい。

      僕のつまらない会話にもよく笑ってくれている。

      多分楽しんでくれてる…気がする…だと思いたい(笑)

      でも女の子ってわかんないからなぁ。

      そんな思いも少なからずあった。

      地元話も盛り上がり、気がつけばラストオーダーの時間。

      会話の方も佳境に差し掛かってきた。

      今日という日が終われば、僕は明日には東京に帰り…

      彼女は地元の静岡で仕事が待っている。

      せっかくの出会いをこれだけで終わらせたくないという思いが強くなっていた。

      なにか次につながるきっかけはないか


      (もうちょいつづく)

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