日記・サークル・友達・楽しみいっぱい!
-
- 2019/1/20 6:36
- トリックのきまぐれ小説(8)
-
- コメント(0)
- 閲覧(5)
-
-
- 登場人物
き→きよし
店→店員さん
(前回からのつづき)
メニューを手に取ってみる。
おいしそうなフレンチがたくさんだ。
き 『とりあえずなんか注文しようか』
店 『きよしさんはなにか嫌いなものとかありますか?』
き 『ううん、なんでも食べられるよ』
店 『じゃあ私がオードブルから適当に注文してもいいですか?』
き 『うん、まかせるよ!なんでもおいしそうだしね』
彼女は一生懸命メニューとにらめっこをしている。
見た目はおとなしそうで一見なんでもいいですと言いそうな感じがしたけど
意外にも積極的に注文をしてくれている。
僕が優柔不断なタイプなんでこういう部分が積極的だとすごく助かるし、変に気を遣わなくてすむ。
若干わがままでいてくれるほうが楽なんだろう。
まぁなんにでも度はあると思うけど。
そんなことを考えているうちに彼女はすでに注文をし終えていた。
店 『いろいろ頼んじゃいましたよ♪お酒も飲みたかったですか?』
き 『ううん、普段全然飲まないから大丈夫。そっちはバイクじゃなかったら飲みたかったんじゃない?』
店 『そうですねー。一杯ぐらいワイン飲みたかったかなー』
き 『一杯でいいんだ(笑)』
店 『私も全然強くないんでそのくらいで十分なんです』
き 『へーそうなんだ。じゃあ僕とおんなじだ』
僕自身お酒が得意な方ではないんでここの共通点はうれしい。
他にも共通点はないかといろいろさぐってみることにした。
分かったことは同じA型で左利き。
おんなじ保育園だということもわかった。
もちろん保育園の話題でもちきりだったのは言うまでもない。
(勝手につづく)
- 登場人物