つるマヨさんとモバ友になろう!
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- 2011/8/28 15:31
- 恐怖体験
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- そう。
あれは2年前僕が入院した時の出来事。
ヘルニアの状態がひどく、痛みで眠る事が出来ずにいました。
明後日が手術。
緊張と、痛み止の座薬を入れたのにもかかわらず、痛みで全く眠れなかった。
深夜1時を回った頃、廊下を慌ただしく走る看護師と医師の足音。
隣の部屋に入って行く。
そのうち僕はうとうとと。
2時を回った頃、部屋のドアが音も無く開き
誰かが私の横に立つ気配。
何が来た
とっさに私は悟った
微かに聞こえる息づかい。
気配は僕の顔を覗きこむ。
恐怖の余り声も出ない。
このままでは、連れ去られるかも。
僕は、その恐怖と戦う気持ちを固め
目をカッと見開いた
そこには、白髪の老婆が
気を失いそうになりながら、不動明王に力を貸して下さいと念じながら起き上がろうとしたが
腰に激痛が走り起き上がれない。
すると、老婆はわたしの顔を見ながら、顔と髪を撫でだした。
もうだめだ
と思った瞬間部屋のドアがバーンと勢いよく開き。
40位の男性が飛び込んできた
次の瞬間男性は叫んだ
バーちゃん部屋違うがな、姉さんの部屋は隣やがな
それは、バーちゃんの知らん人やで
音も無く部屋を出ていく老婆。
次の日、看護師に昨夜の事を聞いてみた。
隣の部屋のお婆さんの様態が急変し、ご家族が深夜にいらっしゃったらしい
そのお婆さんのお姉さんは、少し認知症になっておられ
トイレに出られた時に、部屋がわからなくなり
僕の部屋に間違って入ってしまい、僕を息子と勘違いしてたらしいとの事でした
隣のお婆さんは奇跡的に回復し、ご家族が次の日メロンをお詫びにと差し入れたして下さいました
もちろん一人で美味しく食べました
- そう。