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- 2009/4/27 3:38
- 世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド(゜_゜)
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- 『お前、ハードボイルドが好きだよな~』
と、その男は言った。
『えっ?』
その時、僕は別の事に夢中になっていて彼の言った事が聞き取れなかった
『いや、ほら、それ…ハードボイルドもん。お前好きだよな。』
『ハードボイルド(゚_?)』
『そう。』
『ん?どうだろ…?』
『なんだよ、それ』
呆れて笑いながら彼は部屋を出ていった。
『ハードボイルド』
知らない訳ではない。
今まで何度も耳にした言葉である。僕だって何度も口にした事はある。
『ハードボイルド』
…実は良く意味が分かっていないのだ、僕自身は。
曖昧な返事になってしまったのはそういった理由がある
だから昨晩、僕が夢中になっていた姿を見てそんな事を言われたのがイマイチピンとこないのだ。
ハードボイルドの意味を知らない僕は、それをハードボイルドだとは思えないのである。
『湯けむりスナイパー』
その時、僕が夢中になって見ていたものだ(゚_)
内容はと言うと…
『殺し屋が秘境の温泉宿で人生やり直す』
そんなドラマだ
別に内容なんてどうだって良いんだ。主役の俳優が好きなだけなんだ。
『遠藤 憲一』
さんだ
エンケン(愛称としてあえてこう呼ばせて頂きます)は実は『シロい春』と言うドラマにも出ている。
怖い役を演じる『阿部さん』より怖面なのに、何故か優しいパパを演じる主役クラスのポジションだ。
どう考えても立ち居ちが逆な気もするのだが…(゚_)
『昼間のパパはちょっと違う』
…と言ったところか
そして深夜では、エンケンにとって初の主役ドラマであるらしい。
だから僕は夢中になっていただけなんだ。
だがしかし、彼の役は殺し屋、マフィア、極道…そんな役ばかりだったような気がする。
初めて出会った時もそうであった。
言われて気付いたのだが、僕にとってエンケンはハードボイルドの象徴だったのかもしれない。
だが、僕は極道ものなどは好みではない
だのに…それだのに、エンケンが何故に僕の心を鷲掴みにしタワシでガシガシこするのか、やっと理由が分かった
そう…
僕の目からは…
彼が…
…獅子舞にしか見えないのだ(゚_)
狂気に見え隠れする愛らしさ…
僕はエンケンがちゅき(゚_)
- 『お前、ハードボイルドが好きだよな~』