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    • 2009/11/3 22:34
    • 知らない間に僕らは真夏の午後を通り過ぎ
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    • 闇を背負ってしまった。
      その薄明かりの中で手探りだけで何もかもうまくやろうとしてきた。



      夜空に黄金の月を描こう。
      僕にできるだけの光を集めて




      タイトルはスガシカオの黄金の月。
      今日はサバゲーのチームの人とカラオケに行った。
      帰りに駅のホームでみた月が綺麗だった。
      のぼりたての月は色が濃いやつがおおいけど、私がみたやつは本当に黄金で丸くて、申し分ない月だった。

      スガシカオの黄金の月の中では、月は希望の暗喩として使われてるみたいだ。
      月は本物じゃない、絵に描いたものでも月として扱ってる。


      先日、患者さんが亡くなった。
      私が初めて入院を受け持った人だった。
      その人はガンだったけど、余命の告知はされなかった。
      その人は自分が死ぬことも考えながらも、最期まで生きる希望を持ち続けていた。
      私はその人が生きる希望を語るとき、否定も肯定もせず、ただずっと聞いていた。
      活気があって、もうすぐ亡くなる人とはとても思えなかった。
      この人は本当はもう少し生きるんじゃないかとさえ錯覚するほどだった。
      座れる時間、話せる時間、目を開けている時間はどんどん減っていったけど、その人が生きる希望を口にしない日はほとんどなかった。

      私はその人にとって、少しは黄金の月になれただろうか。


      その人が私に言った言葉で、「あなたはそういう経験をしてきたから、誰かに好かれても『本当にそうかしら』、と疑ってしまってるんだよ。でも私も、私の妻もあなたを愛してるんだよ。」っていう言葉がある。
      多分、今まで生きてきて一番嬉しかった言葉だ。
      私は誰かに好かれてるな、と思うこともあるけど、どうしても嘘だとか一時的なものだとか、何か勘違いじゃないかと感じる。

      でも、いつまでもこのままじゃいけない。
      いくら過去にひどい人がいたからって、今回の患者さんは違った。
      もしかしたら、私が気づかないだけで他のだれかも、サバゲーのチームの人達もそうかもしれない。
      本当はどうかわからないけど、紙に描いた黄金の月だって月であることには変わりはないよね。
      自分が勝手に希望を持ってるだけだって、立派な希望だと思う。

      今年最後の目標として、もう少し人と仲良くなれることをあげよう。

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