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- 2008/1/12 20:31
- いいでしょ?いいでしょ?(´д`)
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きっと僕は
尋ねられたんだろう。
生まれる前、
どこかの誰かに。
『未来と過去どちらか
lつを見れるように
してあげるからさ。
どっちがいい?
どっちがいい?』
そして僕は
過去を選んだんだろう。
強い人より優しい人に
なれるように、
なれますようにと。
思い出って何だか分かるように。
続けて誰かさんは
僕に言う。
『腕も足も口も耳も目も、
心臓もおっぱいも
鼻の穴も二つづつ
付けてあげるからね。
いいでしょ?
いいでしょ?』
だけど僕はお願いしたんだよ
口はlつだけで良いです、と。
僕が一人で喧嘩しないように、
一人とだけ
キスが出来るように。
忘れたい。
でも忘れない。
こんな思いを
なんと呼ぶのかい?
少し不機嫌な顔のその人は
また仕方なく話し始めた。
『一番大事な心臓はさ、
両胸に付けてあげるからね
いいでしょ?
いいでしょ?』
またまた
僕はお願いしたんだ。
恐れ入りますが、
この僕には右側の心臓は要りません。
わがままばかり言ってすいません。
僕に大切な人が出来て、
その娘抱きしめる時、
初めて二つの鼓動が
ちゃんと胸の両側で鳴るのが分かるように。
左は僕ので、
右は君の。
左は君ので、
右は僕の。
一人じゃ何処か欠けてるように。
一人でなど
生きていかないように。
忘れたい。
でも忘れない。
こんな思いを
何と呼ぶのかい?
『そう言えば最後に
もう一つだけ。
涙をオプションで付けようか?
無くても
全然支障はないけど。
面倒だからって
付けない人もいるよ。
どうする?
どうする?』
そして僕はお願いしたんだ。
強い人より優しい人に
なれるように、
なれますようにと。
大切って何だか分かるように。
『あ、ちなみに涙の味だけでも
君の好きな味を選んでよ。
酸っぱくしたり
しょっぱくしたり、
辛くしたり、甘くしたり。
どれでも
好きなのを選んでよ。
どれが良い?
どれが良い?』
望み通り全てが叶えられているでしょ。
だから涙に暮れるその顔は
ちゃんと見せてよ。
さあ、誇らしげに見せてよ。
本当にありがとうございました。
色々とお手数をかけました。
最後に一つだけ良いですか?
『どっかでお会いしたことありますか?』
「 はい 」
://RAD
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