ｷｰｽお爺さんさんとモバ友になろう！
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- 2008/2/5 16:35
- 残雪
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- 改めて雪を見ると、実に不思議なものだ。
白いもんが空からゆっくり落ちてきて地表を覆うとはね。
昔の人は雲が落ちてきたと思ったんじゃないかしら。
触ってみたら冷たくて、雲もきっと冷たいに違いないと思ったんじゃないかな。
この予想を昔の人がしていたなら、科学的にもあながち外れじゃないな。笑
今は、
少し橙がかった朱色の光を、夕陽がさしている。
目の前には飴色の、茶色い幹と枝いっぱいに緑の葉を投げ出した、松があり、
この松は、朱色の夕陽を抱きとめている。
柔らかな、豊かな色だ。
この、松の木に、雪がポカリと乗る姿を今、ワタクシは想像している。
なんとも心楽しい時間である。
裕福な時間である。
さぁ、うちへ帰ろう。
- 改めて雪を見ると、実に不思議なものだ。
