零崎 閖織さんとモバ友になろう!
日記・サークル・友達・楽しみいっぱい!
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- 2015/11/15 23:47
- 君を見つけた。
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- 「んー。どーこいったのかなぁ。」
ふんふんと鼻歌を歌いながら大きな廊下を歩く黒髪の少女。
「って言ってもどこに居るかなんて分かっちゃうんだけども。」
うふふっと笑っている少女。
とある部屋の前で立ち止まる。
「…一人になりたいのは分かるんだけど、変に動くと迷子になっちゃうと困っちゃうしなぁ。」
―――書斎
そう書かれた扉を見上げ、ドアノブを回した。
「かっくちゃーん?いるんでしょー?どーこだー?」
静まった部屋に少女の明るい声が響く。
しかし、返事は返ってこなかった。
「いつまでも意地張ってないで少しくらい、お話…」
ヒュンッと何かが飛んできた。
しかしそれをもろともせず躱し、ドサッという音の方を見やる。
「わーるいんだー。ここの本大事なのに。」
ぷーと頬を膨らましながら落ちた本を拾い上げる。
その瞬間本棚が大きく傾いたのが視界の端に移る。
ガシャンと大きな音が響く。
―――
長すぎた為二分割☆←
- 「んー。どーこいったのかなぁ。」