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- 2010/4/13 5:29
- 嬉しいことを言葉にするだけで
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- ◇◆続きです◆◇
私は思いつくままに、プラス面に感情を添えて言葉にしていった。
「何て爽やかな朝なんだろう。何てきれいな花なんだろう。何て鮮やかな緑なんだろう。優しくしてくれて嬉しい。手伝ってくれて助かった。仕事がうまくいって良かった。側にいてくれて嬉しい。待っててくれてありがとう。あなたといると楽しい。子供って何てかわいいんだろう。あなたが側にいてくれるだけで、生きていく勇気がわいてくるわ。あなたの嬉しそうな顔を見ていると、私まで嬉しくなってくるわ。あなたが好きなことに夢中になって輝いているのが素敵。こんな時間をもてて、あなたに感謝したいわ」
そして訊いた。
「聞いていてどんな気分になる?」
「私の方も気持ちがほのぼのとしてきたわ」
「そう言ってくれると、私も嬉しいわ」
相手に自分を認めよと要求するより、こういう会話をしている方が、自然に相手と親しくなれるだろう。
環境は同じでも、自分がどういう見方をするかは、自分で選択できることである。
仮に自分の環境が好ましいものではないとしても、その中で生きていかなければならないのなら、そんな環境の中でもラクに生きる方法を探した方がいいだろう。
そうやって自分の見方を変えていけば、やがて環境も運命も変わっていくかもしれない。
見方は自分で選択できて、それで気分が変わるのなら、本当は環境も自分次第という事にならないだろうか。
「プラス面に眼を向けて、それをもっと実感しながら言葉で表現する。それほど難しい事ではないでしょう。これで人生が変わるかもしれないのなら、試してみる価値はあると思うわよ」
◇◆次回に続く◆◇
- ◇◆続きです◆◇