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    • 2010/4/10 19:04
    • 日常での「気持ちいい」をもっと味わおう
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    • ◇◆続きです◆◇


       そうやって周囲を見渡すと、自分が目の前の光景の何を拾って世の中を規定しているかがわかる。

       世の中を否定的に見ているか肯定的に見ているか。

       あるいは絶望的に見るか希望的に見るか。

       世の中を本当に公平に見るなら、遥かに肯定的なものの方が多いはずである。


       「あなたの1日を考えてみて。先ず目覚めて、朝起きた時の気分はどう?朝の陽射しをどう感じる?顔を洗う時の水の感触はどう?朝食の味は、匂いは?」

       「そういう見方をするなら、感謝できることがたくさんあるわね」と彼女は言った。

       健康で有り難い。

       住む家があるのは有り難い。

       食べるものがあって有り難い。

       着る物があって有り難い。

       ちゃんと仕事があるのは有り難い。

       自分を受け入れてくれる家族があるのは有り難い。

       友達がいるのは有り難い。

       やはりそうかと私は思った。

       私が言いたかったのは、その感謝とはちょっと違うのだ。

       私には、彼女のその言い方は実感が乏しく、「感謝しなければならない」というふうにも聞こえた。

       それは宗教などで使われる感謝である。

       彼女のとらえ方は、そんな感謝のように、少しも体感が感じられなかった。

       感謝できる事を羅列しても、それは頭で考えた感謝なのだ。

       「大切なのは、その感謝を実感しているかどうかなのね。例えばどういうふうに健康なの。トイレに行ったら、気分よく排尿、排便してる?」

       「してるわ。出なかったら大変だもの」

       「その快感を味わってるかしら?排尿、排便って気持ちがいいものでしょう」

       彼女はそれを当たり前だと思っていた。

       そんな快感を意識したことはなかったのだ。

       「食事の時はどう?美味しさを味わってる?味、匂い、熱さ、固さはどう?」

       「朝は急いでて、とてもそんな時間はないし、まあ、昼食も夕食も、同僚と話をしながら食べてたりテレビに夢中になっていたりして、食事そのものを味わうということは余りないかもしれないわね。せいぜい高級レストランに行った時ぐらいかしら」


       私たちはそんなふうについ惰性や習慣で無感覚になりがちだが、本当はささやかな日常のほとんどがプラス面で、その有り難さを実感しようとすればできるはずなのだ。


      ―コメントへ続く―

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