ｵｳﾘﾝさんとモバ友になろう！
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- 2016/7/27 7:48
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狂気×ﾄ×凶器
紺に染まったかつての古巣を一瞥し、彼は歩みを進める。狂気と凶器をぶら下げて。
やがて薄暗い部屋に着いた彼は、手に携えたモノと同じ鈍色に光る双眸で、ある一点を見据えた。
本来の行き場を見失い暗闇を漂う鈍色は、その揺れを止め、そして―
両の手に残る抵抗の感触｡
踵を返した背中越しに感じる空気と液体の流れ
彼は確信していた。
「それ」が何を示しているのかを。
そして何度も「それ」を感じる事を。
今回のあの事件、被害者の方々そしてご遺族の方々へ深くご冥福をお祈りいたします
しかしあの事件の犯人はなぜあんな凶行に及んだのだろう？
ﾔｸﾌﾞﾂによって精神が不安定だったとしても、あそこまで徹底的に出来るものなのだろうか。
凄く不謹慎だという事は重々承知しているけれど、彼のその意思はどこから来ているのかが気になる……
閲覧注意
