藍猫さんとモバ友になろう！
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- 2015/2/16 9:01
- junkの詩『包帯』
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- いつからか
僕は世界の隅っこで
独りぼっちだった
真っ黒な景色の中
鮮やかな血だけが
僕に許される色だった
もう痛みは感じない
いつからか
気づけば君が隣にいた
ふたりぼっちになった
名前も知らない君は
僕の傷に包帯を巻く
真っ白な包帯が
何度赤く染まろうとも
何度も 何度も
いつからか
君は包帯を巻かなくなった
たまにつく小さな傷に
君は絆創膏を貼っていた
その時
僕は初めて
君の顔を見た
君は
『良かったぁ』
と 微笑んで
僕の涙を拭った
- いつからか
