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- 2012/12/28 1:11
返り咲き
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重祚は(ちょうそ)と読み、一度退位した君主が返り咲く事である。 我が国の皇室の場合、皇極天皇が斉明天皇として、孝謙天皇が称徳天皇として2度目の皇位に就いた。 どちらも女帝で、政争絡みという共通点を持つ。 権謀術数の限りを尽くし、力を奪取しようという動きが背景にあって、古代史の中でも手に汗握る展開だ。 国難多き動乱期でもある。 世が乱れ、とばっちりを食う民は気の毒だが、新しい時代へ続く扉にもなった。 近代に下って、議会政治になってからは複数回、権力トップに返り咲いた首相が珍しくない。 戦前には伊藤博文が1、5、7、10代と3度も、桂太郎は11、13、15、代で2度復権した。 1回限りの復活なら山縣有朋、松方正義などがいる。 戦後では、これまで吉田茂(45、48~51代)だけだったが、一昨日2人になった。 安倍晋三、久々に座る椅子の具合は如何だろうか!? 首相の椅子は座り方にコツがいるらしくて近頃は温まる暇がない。 前回の失敗経験を生かして、ドンと腰を落ち着けてほしい。 国会議事堂売店で売られている土産物に歴代総理似顔絵入り手拭いがある。 手元にあるのは少しばかり古く、前回の安倍晋三(90代)の次、福田康夫(91代)の似顔絵が最後尾だ。 時々の首相の政策、残した言葉が似顔絵に重なる。 何故か首相の降板直前に販売本数が増えるという手拭いだ。 その日が遠からん事を見守らせて頂きたい。 大汗を拭うにはハンカチよりも手拭いが良い。 重祚の女帝は強いリーダーシップの持ち主でもあった。鳩山由紀夫の尻拭いは手拭いでは間に合わない事だけは確かだと思う今日この頃である。