エミリオさんの日記

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- 2015/4/7 23:59
- 虚無感
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- 今日は友引だから普通はお葬式には向かないけど、若くして心筋梗塞で亡くなったから出血が酷くて遺体を長期保管出来ないために「身代わり人形」を捧げる形をとった
  
  叔父さんの顔は血がにじんだ赤ら顔で、まるで酒に酔って寝たふりでもしてるようだった。
  今にも「わっ！」とか言って私を驚かせてきそうでびくびくしてたけどやっぱり叔父さんが眼を開けて私を見てくれることはなかった
  
  わかってはいたけどやっぱり悲しい
  
  最後に棺を開けてお花と身代わり人形、愛車の写真を入れてお別れ
  私は叔父さんと花見に行く夢を見てたから桜の花びらを一握り入れてきた
  
  この時口元のタオルを外した叔父さんの顔を見たけど、鼻血として出てきてたのかな？鼻の辺りが特に真っ赤で白いタオルにはおびただしい程の血が付着してた
  
  心筋梗塞は血管が詰まって臓器に酸素が届かなくて息絶えるんだからきっと最期は呼吸が出来なくて苦しかったんだと思う
  
  そう考えるといたたまれない気持ちになった
  
  火葬場に着いても坊さんがいないからか焼香もせずにいともあっさり焼かれてしまった
  
  焼却口の扉を閉めてボタンひとつで焼かれ、「焼き上がりまで今しばらくお待ち下さい」だって。
  呆気ないね…
  
  2時間半くらい時間潰してお骨上げをしたけど、愛する人のお骨ほどなるべく係員には砕いて欲しくない
  
  仕方ないことだけど叔父さんの骨が砕かれる度に涙が溢れたなぁ……
  
  叔父さんの骨は綺麗な形で残ってる部分が多くて、特に背骨は美術品並みに綺麗だった
  
  つい持って帰りたくなってしまうほど(*´Д｀*)
  
  ふと隣を見るとまた別のご家族が骨上げしてたけど、皆でワイワイ話しながら＆小さい子供を連れて来ていたから私には異様な光景に見えた
  
  お葬式自体は曾祖父さんで流れを把握してるけど、今回はまた違った意味でいろんな光景が目に焼きついて忘れられないものになると思う