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    • 2018/2/27 14:26
    • 徒然話5
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    • 「お司書はん…?」

      突如姿が変わった女性に織田はポツリと呟く。

      無理もない。

      短髪眼鏡で白衣姿だった瞬太郎が、長髪巫女姿になったのだから。

      あまりにもの変わり様に唖然としていたが、髪を結える赤いリボンと意志の強い黒の瞳が瞬太郎の面影を残していた。

      「何だ。ちっとも変わらないじゃないか。」

      瞬太郎を観察していた徳田がホッと一息つく。

      「そうだね。」

      「司書さんの時も、審神者さんの時も、何も違わない!!」

      「感じていた違和感は姿そのものだったんだ!!」

      徳田の一言に島崎、国木田、田山の自然主義が口々に声を上げる。

      「姿は変わっても中身は変わらない、か。」

      「まさか実体験するとは思いませんでした。」

      「久しぶりに、いいものを見せてもらった。」

      対する正岡子規、夏目、森鴎外の余裕派はシミジミとゆっくり頷いている。

      「司書殿。そっちの方も中々だ。」

      「ありがとうございます。ですが、私は自分のペンネームが気に入っていますから。」

      吉川の言葉に、瞬太郎は照れ臭そうに笑った。

      終わり

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