フィンアテナさんの日記

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- 2014/10/30 6:10
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- まだ当主候補とはいえ、周りに危機感を覚えさせるには十分であり、幼かった事も含め密かに暗殺計画が遂行され、誘拐された時、両親含め屋敷の使用人達も殺害されてしまう。暗く狭い部屋の中、エレオノーラは禁断の呪法と呪文を使い脱出を試みるが、悪魔を召還してしまい皮肉ながらも助けられる。屋敷での惨劇以降、自分の身は自分で守る事、その為、有能な騎士を招き、剣術と体術を学び始めて今では同年代の男性並みに強い。
  ただ、自身の誘拐、身内殺害事件のトラウマは消えず、悪夢に魘されたり、酷い閉所恐怖症である。
  含めて有り得ない位の方向音痴、異性に対する無関心さは異常な程。これについては今まで占星術の勉強に明け暮れ、自らを鍛え、反面それ以外の事柄はおざなりになってしまった結果でもある。方向音痴は生まれつきとも思えるが、異性については年頃なのに何一つわかってない。特に支障はないと思ってる為、余計に質が悪いという。
  無論、純潔で焦がれる相手などいない。
  ただ１つ胸を騒がせるのは悪魔の存在。
  大貴族の令嬢と専属占星術師、面と裏の顔を持つ今の自分を見透かしたような赤い瞳と低い声だけが記憶の奥に。
  『その時が来たら…』と。