クロムリオガモンさんとモバ友になろう!
日記・サークル・友達・楽しみいっぱい!
-
- 2011/5/19 2:32
- 実在する巨大モンスター
-
- コメント(5)
- 閲覧(78)
-
-
みなさんは、「ギュスターブ」というワニを御存知だろうか?
種類:ナイルワニ
和名:尼羅鰐
学名:Crocodylus niloticus
動物界 脊索動物門 爬虫綱
ワニ目 クロコダイル科 クロコダイル属
ナイルワニと言えば、アフリカに広く分布する代表的なワニで、体長は4m~6mに達する。
食性は主に魚類やカエルだが、シマウマやガゼル、ヌーなど大型哺乳類を捕食することがあり、稀に小型のカバも獲物にすることがある。
大型哺乳類に噛み付いた時に行う固有の行動があり、“デッドスパイラル”と呼ばれる噛み付いたまま身体を回転させ、肉を食い千切る動作を行う。
……とまぁ、ここまでは普通のナイルワニの詳細。
ここからが本題。
冒頭に挙げた「ギュスターブ(別名:ギュスターブ・グスタフ)」という名前は、ナイルワニの個体名。
何が普通のナイルワニと違うのかというと、その巨体。
先程説明した通り、通常種は大きくて6mがせいぜい(まぁ十分デカいけど)。
ところがギュスターブ(以下ギュス様)の全長は……
8m。
ピンと来ない人もいるだろうが、よく考えてほしい。
鼻先から尻尾の先まで大型トラックよりもデカいのだ。
ちなみに既に絶滅した史上最大のワニ、デイノスクス(訳:恐ろしいワニ)の全長は推定10~15mである。
彼が通ると、周囲のナイルワニ達が首をもたげる動作をする。これはギュス様への敬意を現してるらしい。
ただデカいだけではない。
ギュス様は人間をも好物としていらっしゃるのだ。
彼の犠牲になった人間は確認されてるだけで300人を超過する。
過去に何度か射殺が試みられたが、ことごとく失敗している。全て鱗までで止まってしまうためだ。そのため、背中には無数の弾痕が存在する。
ライフルも効果は無かったらしい(通常種はライフルで射殺可能)。
更に恐るべきは、成獣の雌カバを捕食したことがあるという。
ここで大事なのは、カバは非常に危険な動物だということを理解してほしい。しかもその大人。そのカバを食べちゃうことは相当ヤバいことなのだ。
家畜の牛や馬などの大型哺乳類も、単体で川へ引きずり込み捕食するという。
一時期、生息域であるタンガニーカ湖から突然姿を消し、死亡説も流れていたが、2009年1月に再度ルジジ川にてその生存が確認された。
推定年齢100歳以上。
今なおギュス様は、ナイルワニの王者として生き続けている。