★ホイミン★さんとモバ友になろう!
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- 2008/7/3 12:53
- 恥の多い生涯を送って来ました
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- その日私はある場所に向かうために山手線に乗っていました。
ある場所…それは東京渋谷区代々木にあるモバゲーの会社ディー・エヌ・エー。
それに隣接する「モバゲータウン違反者研修施設」というところ。
モバゲーでいわゆる「ペナン島」と呼ばれる場所です。
これから一週間ここで「お務め」しなければならないのか…
そう思いました。
その日の朝、私の携帯に一通のメールが届いたのです。
内容は規約違反利用が確認されたため一週間の奉仕活動を課すというものでした。
私は電話で予備校に一週間どうしてもいけないという旨を伝え出掛けました。
まず入所前に番号と名前の入った紙をもたされ写真をとられます。
次に荷物チェック。
そのあと部屋に移動。
部屋は六畳に六人が生活します。
私は挨拶をすませ、室長に挨拶しました。
室長も入所者らしく一年のペナルティーで来てると言っていました。
「島」での生活は主にこんな感じ。
6:45起床。
布団をたたみ部屋の入り口にならぶ。
7:00号令、点呼、朝食。
8:00作業(主に紙袋作り)
12:00昼食、片付け
13:00作業
17:00夕食、片付け
18:00講義(タウンでの心構え)
19:00反省文を書く
21:00就寝
原則返事は大声、移動は駆け足、私語厳禁。
上記の予定通りできなかったり、規則を破ると「得点」となります。
普通一回の「得点」で追加されるのは1点。
1点につき一日の入所が課される。
違反したものはそれだけ出所が延期されます。
最初「得点」という言葉を悪い意味に使うことが少し不思議に思いました。
みな自分を殺し黙々と奉仕活動をします。
ただ、いっさいは過ぎていきます。
私は四角い空をにらみ、奥歯を噛み締めました。
外ではみんな自由な暮らしをしてるかと思うとやりきれなくなりました。
親しい人に手紙を書きました。
手紙の返事を読むのが唯一の楽しみでした。
ただ、いっさいは過ぎていきます。
私は一日一個ずつ石を積んでいきました。
鬼に崩されぬように
それが七個になった時私は自由になりました。
出所の日も写真を撮られ、ようやく解放されました。
今、非常にすがすがしい気持ちです(貴乃花風)
- その日私はある場所に向かうために山手線に乗っていました。