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- 2015/11/24 21:34
- 父、幻覚を見て暴れる
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皆さん三連休はお体を休められたでしょうか?
こちらは、ほぼ病院に通いつめていました。
そもそも大手術の後でもあり、できるだけ首が動かさないように術後の安静なのですが、ビックリの状態が。
なんと以前にも、手術後に幻覚が見えていましたが、今回は、霊的な幻覚が見えてるということで、父が暴れ出して大変でした。
原因は、痛み止めによる幻覚と思っていたのですが、それだけではなかったようです。
腸と脳の関連性を研究する「神経消化器学」という分野が最近注目されているようですが、人間の身体は、脳の次に腸などの消化器器官に神経細胞が多く集まっていて、脳からの指令がなくても、腸の神経細胞の判断で動作する事がわかってきたようです。
また最近は、アルツハイマーの原因は胃に影響があるという説も現われて、胃が荒れると記憶も荒れるという関係性が指摘されています。
確かに、消化器外科の病棟に長くいると、手術後の患者さんが、自分のベッドの上で、「わしの寝る部屋はどこだ!!」と夜に言い出す人が多く、看護師さんたちも、毎度毎度「ここは○○さんの病室だから、ここで寝てもらってもいいですよ」という会話があちらこちらから聞こえてきます。
つまり消化器の外科手術をした患者さんは、臓器同士が接合されるときに、神経細胞が一時的に伝達記憶が違うために混乱が生じるようです。
父の場合、天井の防音のための模様が、熱帯魚が泳いでいるディスプレイに見えたり、病棟の柱に人が立っているように見えたそうです。ナースステーションに近い病室なので、たまたま廊下を歩いていた別の患者さんと目があったのか、その人が柱のところで順番を待っているかのように脳が混乱した情報を受け取ったようです。
そしたら、父が私に突然怒り出すのです。
父「そこにいると邪魔だから、どきなさい!」
私「誰もいませんよ」
父「おばさんと子供がそこに立っている!」
私「ほら、誰もいないから(柱を叩く)」
父「こらぁ!叩くな!当たってるだろ!」
父「もう早く、そこをどきなさい!」
私「だ・か・ら、柱だからね(柱バンバン)」
父「こらぁ!警察に連れて行かれるぞ!!!」
私「(´・ω・`)しょぼーん」
暴れて首に力が入っているので、看護士さん3人と父の肩を抑えたりと大変でした。
ちなみに、2日も経つと、何のことか覚えていないそうです。