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- 2011/4/21 22:06
- 被災地ボランティア
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- 現地につく前、バスの中がため息に包まれる光景が目の前に広がった。
仙台港からけっこう離れた高速脇に津波に流されてきたであろう流木や木屑が田んぼに散乱していた。
積み重ねられた廃車の台数や集められたゴミの量に衝撃を受けた。
8時に石巻市の専修大学に付き、9時より現地にて活動開始。
活動場所は石巻市大街道。海から少し離れた場所で、バスで移動。
目に飛び込んでくる光景はまさにリアル。
野球場のグランドいっぱいに張り巡らされ、さらにその回りまで広がる自衛隊のキャンプ。
テレビでよく見る海沿いの全壊した街ではない。
推定1~1.5m位の水跡が残り床上浸水した市街地。
ほぼ人が住んでいる気配はない。
道路に溢れ返る家財道具や電化製品、瓦礫の山。
率直な感想
『すごいとこ来ちゃったな……』
さらに外は降ったりやんだりの雨。
現場近くのスーパーの大型駐車場に到着。
今回の参加者は24名。
2グループに別れ、それぞれ現地スタッフに連れられ現場へ向かう。
行き交う人達に頭を下げられ、こちらも下げる。
火事場泥棒もあるらしく見回る警察官。
どこを見渡してもゴミと泥の山。山。山。
所有者不明の水没したり、横転したり、ブロック塀に乗り上げている車両。
避難所になっている小学校には給水、炊き出しの貼り紙。
目に写る全てにため息。
到着。現場は一軒家。
庭一杯に広がった瓦礫等を道路脇に並べてゴミの回収効率をよくするのが目的。
その家のご主人らしき人にお願いしますと声をかけられるも、どこから手をつけていいのかわからない。
ぬかるむ足場。
中身が入りっぱなしの冷蔵庫。食器棚。衣類。寝具。階段。壁。瓦礫etc…。
普段生活していて家の中に当たり前にあるものが、無造作どころか完全放置状態。
ご主人の気持ちは計り知れない。
やるしかない。1人が動いた瞬間みんなが動いた。
訳2時間半。大人12人の手をかけて1件終了。
こんな言い方失礼かもしれないがたったの1件…。
その周りはまだまだ手付かず。
- 現地につく前、バスの中がため息に包まれる光景が目の前に広がった。