千晴CHIHARUさんとモバ友になろう！
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- 2010/7/25 21:59
- デート日記～王子と私～其の弐
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- ※其の壱を読まなきゃ訳わかりませんよ？
焦る私と焦る王子。
えーと、えーと…
えーと、えーと…
ピッコーン！
｢タクシーの中です!!｣
｢タクシー!?タクシー会社は判りますか？領収書は貰いましたか？｣
｢わかりません…領収書も貰ってません…｣
｢では、そのタクシーは何色でしたか？｣
｢えーと、えーと、き、黄色…(自信無い)｣
｢黄色ですね？じゃあ調べてみましょう。｣
まぁ、焦っても仕方ないし、と、トンカツ屋に入りチキンチーズカツを食べたいと思ったのに、なかったのでちょっと悲しかったです。
タクシーの中だとわかった以上、多分どうにかなるだろう的な甘い考えをしている私を他所に王子は必死に調べて下さいました。
ホテルのフロントを調べてくれたり、黄色のタクシー会社を片っ端から調べてくれたり…
私は、そんな必死の王子にトキメキっぱなしメモリアルでした。
そして笑顔で、王子にゴマを差し出しました。
｢…胡麻、ですか？｣
｢胡麻ですね。｣
｢これをするんですか？｣
｢はい。胡麻擂りです。胡麻擂って下さい！｣
｢……。｣
ああ！王子!!貴方は王子が故に胡麻擂りさえもやったことが無いのですね!?ブラボー！王子!!
そして黙々と胡麻を擂る男女二名。とってもシュールでした。
…続く？
- ※其の壱を読まなきゃ訳わかりませんよ？
