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- 2011/8/7 21:28
- 酒田花火大会
2011
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- 8月6日
酒田市の花火大会に行ってきました
酒田の花火大会は本当に素晴らしい
今年はまた更に感動の花火大会でした
今回のテーマが「東日本大震災」だったこともあるのでしょう。
(被災地から受け入れした方々もたくさん招待されていました。)
私はすでにオープニングから、あまりの感動に涙が込み上げてしまいました。
暗くなったばかりの空に、一つずつ上がっていく大きく鮮やかな花火と、共に流れる、AIの「story」…
…
今私が笑えるのは
一緒に泣いてくれた
君がいたから
一人じゃないから
君が私を守るから
強くなれる
もう何も怖くないよ
時がなだめてく
痛みと共に流れてく
日の光が
優しく照らしてくれる
…
次々打合げられる花火の鮮やかな光と、心に響いてくる一つ一つの言葉にすっかりのみこまれてしまっていました。
私だけでなく、会場にいたみんなが、静まり返って空を見つめていました。
終わった途端、大きな拍手が起こりました。
私も夢中で拍手していました。
中盤では、美しいチェロとピアノの「おくりびと」のテーマ…
静かに咲いては消えていく花達が、命の儚さ、美しさ、そして強さを表現していました
グランドフィナーレは驚愕でした
不安を呼び起こすような低い旋律と共に、暗闇に現れたいくつもの流れ落ちる血のような赤い花火たち…
その後、音楽は激しさを増し、強い破裂音を伴った弾けるような花火が連発…それはまさに、大地震と大津波が人々の命を無惨にも奪い去っていく様子でした。
激しい花火の連発のあと、静まり返った夜空に、魂を鎮めるかのような静かで穏やかな音楽が流れ…しばらくして、一つ、二つと打ち上げられた花火は、一つ一つが大きく、純白の光の中に、涼やかに燃える炎のような淡い水色が重なった、これまでに見たことのない神々しく清澄な色彩の花火でした。
お釈迦様が、哀れな魂達を優しく包み込み、慰めるような、気高くも温かい感じのする花火でした。
鎮魂歌の流れる中、私達を見守る何か大きな存在の感じられる、穏やかな時間…
そしてまた、魂の躍動が始まったかのように、明るく力強く、次々と花火が上がりはじめ…
グランドフィナーレ、
咲き誇る大輪の花火達に、命の輝き、未来への希望がハッキリ感じられました
『私達は強い
一人じゃない
どんなこともきっと乗り越えていける』
みんなの心に勇気と希望を与えてくれた、今回の花火大会でした
- 8月6日