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    • 2021/4/23 19:48
    • 2011年頃書いたゼロックス短文リブート
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    • ※『筋肉少女隊』の『トリフィドの日が来ても2人だけは生き抜く』を引用
      メカ系ド素人なんで構造とか捏造てんこ盛りでツッコミ所満載
      文字数の都合で分割してるから尻切れトンボ


      ロマンチストのエゴイズム

      『 友達なんかは作らずに
      変な本ばかり読んでた
      貴方と出会い 恋して
      世界からはこぼれたけど
      流星の雨に紛れ
      トリフィドの幹に駆け登り
      そして宇宙まで行けるよ 』


      流星群の極大日だからと、エックスにハンターベースの寮の屋上へ誘われて、二人揃ってコンクリの床に寝転んで空を見上げた。

      始めはひとつ、ふたつと流星を見る度にはしゃいでいた隣の声は、次第に深夜を回って、ますます流星の数が増えた頃には静かになった。

      不意に、スリープにでも入ったかと思い、確認しようと上半身を起こしてエックスに覆い被さるような姿勢で顔を伺うと、エックスの手が動いて眼を塞がれた。
      「おい、エックス…」
      どうしたんだ。と言いかけて、

      『星々が降る夜は
      目を塞いでいなくちゃ
      トリフィドに捕われないよう
      そんなこと絶対
      二人以外に教えやしない』

      視界の無い中で自分のすぐ下辺りから歌が聴こえてくる。
      それがエックスの声だと認識するのに一瞬戸惑った。

      昔、レプリロイドが作られる以前のロボットは、話す機能といっても口を動かしては咽頭ユニットについたスピーカーから決まった音声データを組合せたものを流すだけだった為、いかにも感情の籠もらない機械的なものだったらしい。
      今では人の口腔内や喉と変わりない人工パーツを身に着けた俺達は、人と同じように発声する為それぞれ個性豊かな声が出せる。
      なのだが、

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