日記・サークル・友達・楽しみいっぱい!
-
- 2011/5/15 23:50
- ラスト・サムライ
-
- コメント(2)
- 閲覧(31)
-
-
- 皆さんお久しぶりです。
お元気ですか。
今日は久しぶりにテレビでラストサムライを見ました。なかなかいい映画ですよねー。一部で大不評ですが
鉄砲は直線、弓矢は弓なりと、軌道の違いを利用した戦い方や最後の天皇の行動などは結構かっこいいです。さすがに忍者はいただけませんが
それにしても撮影地はニュージーランドだったとか。うーん日本で撮らないんだね
今日はせっかくだからマニアックラストサムライを
実はアメリカ人たちはこの映画を見るときにアメリカ開拓史を重ねて見るようにできています。
ラストサムライの主人公のトムクルーズの役は、
アメリカンインディアンを討伐していた軍隊の一員という設定です。
カスター将軍の部下であったということはアメリカンインディアンが唯一勝ったといわれるリトルビッグホーンの戦いに従軍していたようです。
このとき指揮したカスター将軍は映画で言えば典型的な悪役で、相当ひどい殺戮をしていた人物です。
そのせいかトムクルーズは少数民族への懺悔の気持ちと白人への嫌悪を示す陰を持ったアル中となってしまいました。
渡辺健が大嫌いなカスターを勇気があると誉めるシーンでは複雑な表情をしています。
アメリカ人たちはこのリトルビックホーンの戦いを背景として知っているので、
新政府と侍の戦いをその再現としてみているところがあると思います。そうしたことを知ってみるとまた見方が広がると思いますよ。
アメリカでも売れたのには理由があるんですね。
- 皆さんお久しぶりです。