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- 2013/10/10 17:32
- 死して３日
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- 早いもので今日で３日目だ。
この世界とも今日でしばらくはお別れだ。
次にこの世界に来るのは何十年後だろう。
私はバツイチで2人の子持ち。仕事はOL。
齢は33歳。
離婚して５年が過ぎた。
まだ良縁に恵まれず、再婚する予定もない。
ずっと心に接に願ってきたことがあった。
3日だけでいいから死にたいと。
とても疲れていたんだと思う。
すべてのことから解放されたいと思った。
会社で営業部に所属、実質は事務職なんだが少し大きな仕事を請け負いプレッシャーも感じていた。
そして毎日の育児、家事。自分の時間なんてどこにもなかった。
何も考えず何もせず動くことも、食べることもせずそこに存在すらしない。そんなふうになりたいと思っていた。
その時は突然やってきた。
会社でいるときだった。
私は背中に悪寒を感じた。
身体が震え9月中旬というのに寒くて仕方なかった。
常備していたカーディガンを半袖ブラウスの上から羽織ったがおさまらなかった。
クーラーの効いた事務所内には、いてもたってもいられなくて事務所を出て商品保管庫にいた。
時刻は午後4：50.。
退社まであと１時間。
なんとかもちこたえようと保管庫と事務所を行ったり来たりしていたが、すごい速さで体が冷えていくのを感じた。
それは風邪を引いたときの発熱で体が寒気を感じている時とは違って体温がどんどん奪われていくのを感じていた。
まるで冷凍庫に閉じ込められたように私の身体は動かなくなっていった。
- 早いもので今日で３日目だ。
