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- 2025/7/20 16:34
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- 【県庁そろそろクビですか?】
円城寺雄介
佐賀県庁に勤め数々の部署の異動を経験し、医務課への配属から全国的にも知られるようになった改革を成し遂げていったエピソードを語る。それは失敗や苦労、周囲との軋轢の連続だった。
本書は公務員の話だが、現場を詳しく知らない者からは『何故そんなに動きが鈍いのか、思考停止しているのか』と思えることにもそれぞれが抱えている疑問や難問が民間にも沢山ある。それだけ現代社会の仕組みが複雑化している。誰もが『このままではいけない』と思っているのに変わらないのは、変える勇気を持った人が覚悟を持って臨み、周囲を巻き込んでいかないと成功しない。その覚悟が全編に渡って強調されている。
色々と身につまされる話だった。そして『日々の業務に追われてただでさえ忙しい』中で取り組まなければならないというところが最大の難関だ。本気で改革するには何かしらの大きな犠牲が伴う。逆にそういった境遇でないと覚悟=改革のエネルギーにはならないのかとも思える。
- 【県庁そろそろクビですか?】