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- 2014/10/27 19:58
- 吸血鬼とファストフード。
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- 吸血鬼に血を売る仕事
「お嬢さん生き血をいただけませんか?」
「はい、店内でお召し上がりですか?サイズがSMLとありますがどれにいたしましょう?」
「では店内でサイズはSで…」
「お好みの血液型はありますか?」
「ではBで…」
「かしこまりました…」
「あの…できれば新しめのさらさらのやつでお願いしたいのですが?」
「お客様…こちらをご覧ください」
当店では優良品質のものを扱っております全て新鮮品質保持につとめております
「これは?」
「これにあるように飲食していただける商品は全て新しめの健康さらさら血ということになります。」
「あぁ…じゃあそれで…」
「ご一緒にホットブレーンパイはいかがですか?」
「じゃあ…それも…」
「かしこまりましたお会計316円になります」
「はい…」
「316円ちょうどいただきます、3番テーブルでお待ちください」
「はい…」
こういうのじゃない…私はあの処女の生き血を…いや考えるのはやめよう…ホットブレーンパイというのは脳みそを甘く煮たものだろうか?秋だからな寒くなる季節にはいいのかもしれないな…違う!!小さな優しさを涙ながらには語れない雰囲気を作ってはだめだ、私はあの処女の生き血が飲みたいんだ!!バカにしやがって何がSサイズだ商品が来た時にガブっといってやる…。
「おまたせいたしました」
「お嬢さん、血をいだだく!!」
「お客様…私は主に人糞を食す悪魔ですのでお客様の新しめさらさらなご要望にお応えすることはできませんがよろしいでしょうか?」
「!!」
「ではごゆっくりおくつろぎください」
まさか…人糞愛好家の悪魔だったなんて…私はなんてものを眷属にしようとしてたんだ…。
私としたことが…戸惑ってしまったいやもう考えるのはよそう今は新しめでさらさらのSと温かい優しさに涙しよう…。
美味しかった…。
- 吸血鬼に血を売る仕事