ウルさんとモバ友になろう！
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- 2011/9/24 10:42
- 最後のプレゼント‥‥‥
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- 昨晩、あれからもナナの亡骸に色々話しかけながら、涙が止まらへんかった‥‥‥
そんな俺の横に息子がやって来て、同じ様に手を合わせながら涙をポロポロ流してた‥‥‥
イキナリ何かを思い出した様に走り出し、ウチのオカンに何かを聞いていた。
その後、ナナの犬小屋をゴソゴソする音が‥
気になって勝手口のドアを開ける‥
すると懐中電灯片手に何かを必死に探す息子の姿が‥
外は寒いから家の中に入りぃってゆー俺の言葉にコクンと頷きながらも、溢れ出す涙を必死に拭いながら、息子はそれでもゴソゴソやっていた‥
暫くして、懐中電灯と汚れたゴムボールを持って息子が俺の横にやって来てチョコンと座り、手に持っていたゴムボールをナナの亡骸に供えていた‥
それは生前、ナナのお気に入りやったゴムボールやった‥
また涙が溢れた‥
知らへんウチに大きくなった息子‥
ナナはそんな息子に最後に誰かを思い遣る優しい気持ちをプレゼントしてくれたんやと俺は思った‥
どんな動物でも一日でも飼えば家族と一緒‥
俺だけやなく、誰だってみんな同じ様な悲しみは経験してるんやろぅ‥
動物を飼うという事は命に対する責任を持つてゆー事‥
俺にその責任が全う出来たんやろか‥
今日、ナナの亡骸は火葬に付される‥
仕事で最後に立ち会えへんのが辛い‥‥‥
誰かがゆーてくれた言葉。
空の綺麗な日には天国までの道も楽に登れるはずやと‥‥‥
今日の秋晴れ‥‥‥
ナナは天国までの道、楽に登れてると信じてる。
ナナ、いっぱいありがと‥‥
凹んだ俺にいっぱい優しい言葉をかけてくれはった人達、ﾎﾝﾏにﾎﾝﾏにありがと‥‥‥
まだ直ぐには立ち直れへんけど、ナナに笑われへん様に、元気になるから待っててな‥‥‥
- 昨晩、あれからもナナの亡骸に色々話しかけながら、涙が止まらへんかった‥‥‥
