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    • 2010/10/4 22:19
    • ジーフリト外伝 日だまりの章Ⅰ
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    • 私の家の南側
      おばあさんのお気に入りのベンチがある日だまり
      いつもおばあさんはベンチに座って編み物をしたり本を読んだりしています。

      今日は私にお話をしてくれます。


      神が導いた一人の王子

      それはニーデルランドの王ジゲムントの子ジーフリトでした。
      ジーフリトはブルゴント国王グンテルの妹、クリエムヒルトを娶る為七日の旅を経てこの地まで来ました。

      ジーフリトは数人の従者を連れておりましたがその装いの素晴らしさと言ったら…。
      殊にジーフリトの出で立ちは古のアポロンと見紛うばかり。
      純白の鎧に打ち付けた金の飾り。
      白い盾には緑の蔦が描かれ、白い兜にはこれも美しく染め上げた羽根飾り。手綱も轡も煌びやかな宝石が散りばめてありました。

      そして携えた剣こそ悲運の名剣バルムンク。

      ニーベルンゲンの至宝バルムンク。

      この剣を手にしたジーフリトは竜をも打ち倒し、その返り血を浴びて不死身の体となりました。

      さて、ジーフリト達はブルゴントに入ると道に迷ってしまいました。
      彼は従者の一人に声を掛けます。
      「どうやら道に迷ったようだ、喉も渇いてきた
      近くに小川か泉があると良いが…」
      すると別の従者が「あれは泉のようですが」と森の中を指差します。
      ジーフリトが見やれば二つ並んだ岩のそばに小さな泉が確かにありました。
      「よし、あそこで少し休もう
      馬にも水を飲ませよう」

      そうです、神はジーフリトを「契約の泉」へと導いたのでした。


      少し日が傾いて寒くなってきました。
      おばあさん
      また明日お話してね

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