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- 2011/11/23 14:42
- 椿屋四重奏
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- 只ならぬ気配を
察する道すがら
待ち伏せる得体は
因果の影名残
目もくれず走り出す
滑車に決別を乗せた藪
騒ぐ中
立ち込める群青に
細工の余地は無ひ
平伏したまやかし
高笑ひ冴へ渡る
時既に
一抹の残り火を
ひたすらに踏み消した
最果てを見据へた
甚だ黒まなこ
さざ波の音
或る散華の心情に
絶へず胸焦がし
睨み合ふ日毎にて
無情刻む言の葉
立ち込める群青に
細工の余地は無ひ
平伏したまやかし
高笑い冴へ渡る
時 既に
遅し
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“椿屋四重奏”
｢群青｣
より引用
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今回紹介するアーティストは
“椿屋四重奏”です。
先に触れておきますが、彼らは既に解散しているバンドです。
｢音楽に甘えている気がした｣
そんな風に、解散インタビューで語っていました。
解散LIVE、記念BESTアルバムを最後に、根強いファンからの熱い声援、｢まだ椿屋四重奏を見ていたい｣という切望を退け、音楽シーンから姿を消しました。
決して知名度は高い方ではない彼らでしたが、いま尚残るCDを通して、かれらの10年程の軌跡を知ることができます。
そこにはキャッチャーでは終わらない、古き良き時代の｢ロック｣を感じ取ることが出来ます。
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まとめ
アーティスト名
“椿屋四重奏”
オススメアルバム
｢RED BEST｣
解散時に出したBESTもあるのですが、こちらの方がオススメです。一曲目の変拍子から最後のアコースティックバラードまで、質の高い曲が続く名盤。追加されている未収録曲のレベルも高いです。
PVリンク
オススメ曲です
『ﾘﾝｸ:YouTube動画:手つかずの世界 - ﾓﾊﾞ検索』
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