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- 2012/11/24 3:06
- 桃次郎 外伝 第4話 浪花編25
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- 桃次郎はイライラしながらも駐車場を後にした
すると直ぐに富士男も桃次郎を追いかけるようにハヤブサに股がったが典子が富士男の前に立ち塞がった
「富士男!まさか桃次郎さんとバトル気か?」
「どけや!!」
「行かせへんで!」
「俺様は忙しいんや、あんなヘタレを相手するか!!」
富士男は、そう言って典子の制止を振り払った
その頃、桃次郎は市街地に入る寸前の所で立ち往生してる車に出くわした
どうやら溝に脱輪してる
桃次郎はちょっと広い所にバイクを停め脱輪してる困ってる老夫婦の所に駆けよった
「どないしはったんですか?」
「ちょっとバンドルミスですわ
」
「そうですか、ワシが押しますから脱出してや」
「おぉきに」
「ほな、行きますでぇ」
桃次郎は何回も力強く押したが後いっ歩の所で上がらない
「あかん!!!ワシ一人じゃ無理や!!」
桃次郎は汗だくになりながらも懸命に押したが上がらない
諦めかけたその時、偶然通りかけた富士男が止まった
「何しとんねん!?」
「ちょっ、えぇ所に来たんやん、手伝えや」
「何で俺様が手伝わなあかんねん」
「ごちゃごちゃ言わんと押せや!!」
「仕方ないのぉ」
富士男はバイクを降りて桃次郎と一緒に押した
すると脱輪から脱出に成功した時、桃次郎と富士男が同時に叫んだ
「よっしゃアァ」
今回はここまで
次回お楽しみ
つづく
- 桃次郎はイライラしながらも駐車場を後にした