星桃次郎さんとモバ友になろう！
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- 2012/6/18 20:28
- 桃次郎 外伝 第４話 浪花偏 １８
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- 二人はイシダイさんに、うさすけ奥様の待つ部屋へ案内された
「さっ、遠慮のぉ飲んで食べなはれ」
テーブルには豪勢な料理が並んでた
「桃じ、高級ワインとか見た事無いお酒あるやん。イシダイさん、これも飲んでええの？」
「どうぞ、遠慮無く」
明美は嬉しそうにワインを飲みかける
「明美さん、焼酎しか飲んだ事無いやろ、一升瓶を枕にしてるってほんま？」
明美は飲みかけたワインを桃次郎の顔に目掛けて思い切り噴き出した
「もう！何しとんねん！」
「アホか！んな訳無いやろ！うちは、酒飲みオヤジか！」
「あんたら、おもろいなぁ～（笑）」
それから楽しい宴が過ぎていく
「そろそろ、おいとましますわ。明日も仕事やし」
「ほんま、今夜は、ありがとうございました。うちまでお招きしてもろて」
「そうなん？また、何時でも遊びに来なはれや。そうそう今度、鈴鹿でレースにイシダイ出るから応援に来てや」
「はい、応援に行かせてもらいます」
「イシダイ！お二人をお送りして」
「かしこまりました」
明美と桃次郎は、うさすけ奥様に見送りを受け屋敷を後にしたそして車内で明美が
「イシダイさん、レース頑張ってや。うち、レースクイーンの格好して応援するでぇ」
「ビキニ着てお腹を立てながら一升瓶振り回し応援したらあかんでぇ」
「桃！まだ長生きしたいやろ？それとも、今ここで永眠するか？」
「まだ長生きしたい」
「ありがとうございます。一升瓶振り回しは勘弁して」
イシダイさんは笑いこけてた
やがて車はミナミに到着し二人はお礼を言って車を降りた
「うち、コンビニで買い物するけど桃じは？」
「ワシも行くわ」
二人はコンビニに向かう。入り口に数人の若者がたむろして散らかしてたのを桃次郎と明美が
「邪魔くさいのぉ」
「ほんまや」
すると店内から二人の女性が出て来て若者を注意した
「なぁ兄ちゃん達、散らかしたらあかんやろ」
「うるせー！婆ぁ！」
「何やと？婆ぁ？ワレ誰に言うとんねん！！」
そう言うと同時に二人の女性は若者をシバき倒した
「すんませんでした」
そして若者達は綺麗に片付け逃げた
すると明美が
「あら～？徳子に、きよみ。久しぶりやん」
「おぉ明美～！久しぶりやん」
「明美、デートか？」
つづく
今回はここまで
次回お楽しみ
- 二人はイシダイさんに、うさすけ奥様の待つ部屋へ案内された
