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- 2012/6/5 20:17
- 桃次郎 外伝 第4話 浪花偏17
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- 「今度連れ来たるわぁ」
「ほんまに?写真でしか見た事無いから嬉しいなぁー」
「ほな、うち帰るね」
「ありがとうございました」
典子はショップを出て帰宅した
その頃、二人を乗せたリムジンが芦屋の豪邸に着いた
「こちらでございます」
イシダイさんに案内され敷地を歩いてると離れたガレージからバイクのレーシング排気音が聞こえた
「イシダイさん、あそこは何ですの?」
「あれは、うさすけ奥様がスポンサーでやってるバイクレーシングチームです」
「ちょっと見学したいなぁ~」
「オマケが、無理言うたら、あかんやろ」
「いちいち、オマケって、腹立つなぁー!」
「へぇ~!明美さん、お腹を立てるん?そんなん出来るやぁ~(笑)」
「出来るか!ボケ!」
「え“アヒル唇さん、そんなん出来るんでっか?」
「でけへん!!」
「イシダイさん、ナイスツッコミやん(笑)」
「どあほ!」
そう言うと明美は桃次郎を蹴り飛ばした
「仲がよろしいなぁ(笑)ガレージにどうぞ」
イシダイさんはガレージに案内し、そこには3台のレーシングバイクが並んでた
「イシダイさん、お疲れ様です」
「いつもご苦労様やね」
「凄いバイクですねぇ」
「イシダイさんレーサー?」
「はい!私のは真ん中のGSX-R1000です。普段は黄色のビューエル乗っています」
「桃じぃ~黄色いビールやて(笑)」
「もしもし?ビールやなくてビューエル!お二もバイクに乗っているんですか?」
「うちは忍者で桃じは刀やで」
桃次郎と明美はレーサーバイクをじっくりと見て
「レースやってはるなら、富士男って知ってまっか?」
「知ってますよ。彼は速いんですけど荒っぽいですねぇ」
「そうでっか。せや!イシダイさん、今度一緒に走りまへんか?」
「うちも行く~」
「明美さんオマケでえぇなら(笑)」
「桃、ほんま、腹立つなぁー」
「え“明美さん、お腹を立てるの出来るん?」
「でけへんし、やらんわい!!もうえぇ加減にしぃーや!」
「(笑)さっ、うさすけ奥様がお待ちしてますから行きましょう」
イシダイさんは二人を連れて屋敷に入った
そして二人はあまりにも広い豪邸にびっくりして
「スゲー!」
「ほんまや!」
「さっ、こちらです」
つづく
今回はここまで
次回お楽しみ
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