月英さんとモバ友になろう!
日記・サークル・友達・楽しみいっぱい!
-
- 2012/6/30 23:51
- 過去…
-
- コメント(0)
- 閲覧(24)
-
-
- 大学を卒業した春、桜が咲く晴れた日に真新しいスーツを着て桜田門を歩いた。
同期の仲間は、大学院に進んだ奴もいれば法曹界に進んだ奴…俺みたいに、警視庁に入庁したり色々だった。
皆、それぞれに希望に満ちた時期だった。
俺を…除いては。
俺は、好きで警視庁に入庁したわけではなかった…。
元々、親への反発心からこの仕事を選んだ。
父親は、外務省勤務の外交官
母親は、検察官だったが亡き祖父の跡を継ぎ弁護士になり祖父の弁護士事務所を頑張って守っている。
姉がいるが、父親を尊敬してなのか、外交官で今は、フランスに駐在中。
両親は、大学が法学部だったからてっきり法曹界に入ると思い込んだらしく 弁護士より検察官より裁判官になれと大学在学時に口ウルサク言われた。
俺は、嫌だった。朝から晩マデてるてる坊主みたいな黒い服を着て「静粛に…」と毎日毎日言いたくなかった。
自分に1番合わない職種だ!!
- 大学を卒業した春、桜が咲く晴れた日に真新しいスーツを着て桜田門を歩いた。