peko☆☆さんとモバ友になろう!
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- 2011/5/27 4:07
- さよならみどりちゃん
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- おばあちゃんの話。
夜5、6回トイレに起きてたおばあちゃんが
最近まったく起きなくなった
もうトイレしたいみたいな感覚がわかんなくなってるみたい
年をとると赤ちゃんに戻るというけどほんとなんだ
おばあちゃんは10年以上前から認知症
なりかけの頃は
人が変わったように怒ったり
わけわかんない事言ったり
色々してあげてるお母さんの事突き飛ばしたりして
おばあちゃんの事すごく嫌いでした
本気で早くいなくなればいいのにとか思った
でも今思えばおばあちゃんも「忘れる」という恐怖と戦っていて
あたしも嫌いなんじゃなくて
ただ変わっていくおばあちゃんを見てたくなかっただけだと思う
最近は進行した分すごく穏やかで可愛いおばあちゃんって感じ
ごくたまに怒るけどなんか子供みたいだし
すぐ忘れるからみんなで笑ってる
おばあちゃんの頭の中は色んな時代が交叉してパラレルワールドみたい
昨日は60歳だったのに
今日は40歳だったりするの
おばあちゃんの頭の中がどうなってるのかすごく興味がある
自分の年もおじいちゃんが死んだ事も
息子のお父さんの名前も嫁のお母さんの名前も孫の兄ちゃんの名前も忘れてしまったし
認知症になってから生まれた妹の名前ははなから知らないし孫だとも思ってない
でも何故かあたしの名前は覚えてる
「ちはやちゃんは?」ってよく言う
妹に向かって言ったりしてるし、あたしがちはやちゃんだとは思ってないとは思うけど…笑
でも名前だけでもおばあちゃんのパラレルワールドに存在してるのはなんだか嬉しい
そして中・高辛く当たってしまってゴメンねって思う
もしかしたらもうしばらくしたら施設に入ってしまうかもしれない
それがちょっと寂しい
そんな日記
最近南Q太に異様にハマって読みあさってる
さよならみどりちゃんとクールパインはやっぱ名作なだけある
駄目女と駄目男の心境が絶妙
絶対こういう恋愛はしたくない
でもいつ自分もなり得るかわからないと想わせるような現実感
南さんの漫画は決して夢の中へは連れて行ってくれない
でもそこが彼女の漫画の魅力
兄ちゃんが「本当に面白い作品は、読んだ後に登場人物が作品を飛び出して、まるでその辺を歩いているような錯覚に陥るんだ」って言ってた
あたしにはまだまだそんな話は描けない
いつかおばあちゃんの話も描きたいな
おやすみ
- おばあちゃんの話。