愛優那さんとモバ友になろう!
日記・サークル・友達・楽しみいっぱい!
-
- 2011/5/27 23:10
- かごめかごめ2
-
- コメント(1)
- 閲覧(17)
-
-
- 前回の続きです。
それは、彼女を不憫に思った1人の少年が、牢屋を開けてしまったからです。
彼と彼女は一緒に逃げました。
しかし、村の近くの森で村人たちに追い付かれてしまいます。
後ろには村人たち、目の前には大きな深い穴…
所謂、井戸があり、もう2人が同時に逃げるのは不可能に近い状態です。
この状況で逃げ出すのは難しいと彼女は思いました。
どうしようかと彼女が悩んだ瞬間、雲が満月を隠し辺りが暗闇に染まったのです。
このチャンスを、彼女は見逃しませんでした。
何の迷いもなく…
ドンッ!!と彼の背中を押しました。
無論、彼はよろめき…
そのまま井戸に落ちてしまいました。
人柱は井戸の中だ!!
彼女は精一杯の声で叫びました。
そして、その場から走り去ったのです。
落ちた彼は、必死に井戸から出ようとしますが、井戸の内壁はツルツルと滑ります。
結局彼は、そのまま亡くなってしまったのです。
『夜明けの晩に…
鶴と亀が滑った(ツルッと壁が滑った)。
後ろの正面、誰??』
俺の背中を押したやつは誰だ、許さねぇ…
そんな恨みを歌に込めて…
以上が私の知っているお話です。
- 前回の続きです。